レースはいつ頃どのようにして生まれたのでしょうか。
様々な説がありますが代表的なものとして挙げられているのは以下の様なものです。

  • 古くなった衣服の傷んだ部分を補修するための「かがり」が発展したもの。
  • 織物の端の部分が解けないようにするための「ふさ」を編む技術が発展したもの。
  • 魚網として使われていた「ネット」が発展したもの。
リバーレース
リバーレース機
エンブロイダリーレース
エンブロイダリーレース機
トーションレース
トーションレース機
ラッセルレース
ラッセルレース機
 いずれの説においても重要なことは極めて実用的な営みが徐々に芸術的な営みへと変化を遂げていったということでしょうか。
 紀元前の狩猟時代にエジプトや古代ギリシャ・ローマでそのルーツをスタートさせたといわれるレースは14世紀末から16世紀初めにかけてヨーロッパで目覚ましい進化を遂げて16世紀の中頃には今日我々が目にするような装飾を目的としたものがイタリアで作られるようになりました。
それ以降中世の手工業時代、多くの人手と時間、高度な技術を要したレースは王侯貴族に豊かさの象徴として愛され、ベルギーのフランドル、イタリアのベネチア、フランスのアランソンやシャンティー等で個性豊かな様々な表情のレースが作られ、織物の王様として一時代を築きます。 しかし栄華を極めたレース産業も19世紀末のフランス革命やイギリスの産業革命の影響を受け手工レースが衰退、代わって登場したのが機械で量産されたレースです。

王侯貴族にだけ愛される存在から庶民にも愛される存在へ、時代が動き出しました。
経編機からボビンネット機が開発され、1813年にはイギリスのジョン・リバーによって今日のレース機の原型というべきリバーレース機が発明されます。それから20年後にはエンブロイダリーレース機が、 19世紀の後半にはトーションレース機が、19世紀の中頃にラッセルレース機が発明されます。
 日本でも大正時代末期にドイツからレース機が導入され、今では世界でも有数のレース産業国として確固たる地位を築いています。

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[レースの種類には大きく分けて手編みレースと機械レースの2種類があります。]

●手編みレース
ニードルポイントレース、ボビンレース、クロシェットレース、フィレワーク、
テネリーフレース、ドロンワーク、カットワーク、バテンレース等

●機械レース(当社が扱っているレースです)
エンブロイダリーレース
 
リバーレース
ラッセルレース
トーションレース